こんにちは、管理人です。
株や投資信託、仮想通貨など、資産運用にリスクは付きものです。
今回は、このリスクの意味について考えてみたいと思います。
もくじ
リスク=値動きの振れ幅である
「リスク=危険」だと思っている人は多いかもしれませんが、資産運用ではその意味合いが異なります。
金融商品のリスクというのは、予想が出来ない不確実な結果で結果が値動きが上下に振れる変動幅を意味します。
金融商品の価格は上昇したり下落したり、時には暴騰や暴落など常に変動するので、価値が上がれば利益となり、価値が下がると損失になります。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を始めとする仮想通貨。
アルトコインと呼ばれる通貨は、銘柄によって1日に10%の価格変動が頻繁に起きてしまい、上昇した時の儲けの幅も大きい分、下落した際の下落幅も大きいのでリスクが高い商品です。
預貯金の場合は利息がゼロに近いですが、値下がりするリスクがほとんどないのでリスクが低い商品なのです。
リスクとは"損失"だけではなく"利益"も含めた変動幅を意味するので「値上がりして利益が出た」という場合でもリスクが高い商品と言えます。
資産運用のリスクは、いくつかの種類があるので、どのリスクが伴うかは金融商品によって異なります。
価格変動(マーケット)のリスク
価格が変動するリスクを指します。
株式をはじめ、不動産や債券、コモディティなど価格が変動する金融商品は当然、値上がりや値下がりのリスクがあります。
金利変動のリスク
市場の金利は常に変動していて、その影響を受けて債券の価格も変動します。
金利が上昇すれば新しく発行された債券の価値が上がるので、既存の債券価格は下落して、金利が下落すると債券価格は上昇することになります。
信用(クレジット)のリスク
投資した際に貰えるはずの利子や、元本の償還が受けられなくなるリスクです。
債券を発行している国家や自治体、企業などの財務状況が悪化すると、それらの支払いが行われない可能性があります。
「信用のリスク」が高い債券は利回りも高く、低い債券は利回りも低くなります。
流動性のリスク
売買したいときに、適正な価格で売買できなくなるリスクです。
株式投資で取引量が多い銘柄の場合、取引時間内であれば常に市場価格で売買できるので流動性のリスクは低いですが、取引量が少ない株を売買すると自分の注文で価格が変動し不利な価格で取引させられてしまう事もあります。
不動産では、買い手が見つかるまで時間がかかるので、流動性リスクはさらに高くなってしまいます。
為替変動のリスク
米ドルやユーロなどの外貨を交換する為替相場は常に変動しているので、外貨建てで海外銘柄の株式や債券に投資する際は、為替変動のリスクも負うことになります。
地政学的(カントリー)なリスク
特定の地域や国家でテロを含む紛争や戦争、事件や災害などが起こるリスクの事を意味します。
紛争や災害が発生していない地域であっても、その影響を受ける可能性があるも地政学的リスクは高まってしまいます。
リスクを回避する事は出来ないが、上手く付き合うことは可能
資産運用において、リスクを取れば利益のチャンスも大きくなりますが、それに比例するように損失も広がりやすくなります。
自分が、どれぐらいのリスクを取ることが出来るのかを把握するのが大切です。
投資できる期間が長かったり、資産が多いほどリスクも大きく取ることができますが、その使い道や自分自身の性格にも左右されてしまうので、慎重に考えましょう。
リスクをなるべく抑える方法として、分散した投資や長い目で見た投資が有効です。
価格の値動きが異なる投資先を複数に分けて資産分散をおこなったり、投資する時期も分散することでリスクを大幅に軽減することが出来ます。
国内・海外の株式と債券を対象とする複数の投資信託に毎月 一定額を投資する積立投資は、投資先や投資をおこなう時期も分散できるリスクの低減法のひとつだと思います。
さらに、長期的な投資を続ける事によって、利益が利益を産みだす「複利効果」が大きくなり、価格変動のリスクを抑えることができるので収益が安定するとされています。
資産運用は、リスクを回避する事は出来ませんが、上手にコントロールすることは可能なのです。
自分に見合ったリスクを考えて、適切に選んでいく事がとても必要だと思います。
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