こんにちは、管理人です。
先日、家の近所にある営業しているのかしてるのか、していないのか分からない古びた床屋に行ってきた話をします。
その床屋は、70歳ぐらいの夫婦が2人でやっていて自宅兼店舗の "昔からある散髪屋さん" って感じのお店です。
なぜ、そんな床屋に行こうと思ったかというと「自分しか客の居ないような床屋なら、出来るだけ細かく注文を言えそう」って理由です(笑)
普段から行く床屋も決して悪いわけではなく、2千円あればシャンプーも付いて 流行りの髪型にもしてくれるようなチェーン店ですが、
回転率を重視しているのかテキパキしすぎているし、途中で注文を言うのが少し気まずい感じなので、気分でお店を変えてみました。
オシャレな髪型を求めて美容室に行くのもアリですが、今回はショートカットにしたいと思っていたので短髪に3千円以上はアレかな…。って感じでしたw
せっかくなら 家から一番近い 地元の床屋さん を選んだって訳です。
そんなこんなで、来店。
お店に到着しました。
透明なガラス製のドアは開きっぱなしで、白い制服?をきた70歳ぐらいの おばあちゃんが新聞を読んでいました。
「すみませーん、散髪お願いします。」
長い間、来客が無かったのか
おばあちゃんに驚かれました。
すぐに施術用のイスに案内されて、マントを巻かれて待つ事に。
(´-`).。oO(床屋って先払いのイメージだけど後払いかぁ。そういえば料金表とか無かったけど大丈夫かなぁ…)
そんな事を考えながら店内を見渡すとTHE 昭和って感じ。
ポスターから備品まで、なんとも言えないレトロな雰囲気。
ラジオから流れる音質も昭和で、とても懐かしくて良い味が出ていました笑
おばあちゃんは助手みたいな存在で、ご主人が自宅から来るまでの間に、頭を濡らさずに座ったままシャンプーをされました。
シャンプーが終わると蒸しタオルで頭を拭かれて、霧吹きで全体を梳かし終わった頃合いで ご主人と交代。
ご主人「今日は、どんな感じで?」
管理人「全体的に短めでお願いします」
もみあげや襟足などの細かい注文は、短くなり始めてから言おうと思っていたので最初の会話は それだけでした。
施術開始
普段、行く床屋ではバリカンを使われる所も全てハサミで切ってくれて、髪の量が多い部分は流れ作業の如く「すきバサミ」で すいてもらっていましたが、切る部分を細かく分けて丁寧にハサミで切ってくれました。
それは70歳を超えた ご主人の"身体の衰え"が理由ではなく、本当に丁寧に切っている感が伝わってきました。
かれこれ、散髪が始まってから1時間が経過。
普段なら40分もあればシャンプーまで終わっている頃です。
予定の無い日に来ているので時間に余裕はありましたが、プロの理容師に1時間以上も髪を切り続けてもらって、まだ終わっていない。
(´-`).。oO(これ、もしかして。総合理髪で7〜8000円ぐらい掛かるタイプの高級理髪店か。。。?
逆に不安になってきました…。
施術が始まってから約1時間半。
ようやく全体的なカットが終わり、散髪用のマントから防水マントに交換されました。
どうやら、シャンプーされるのがデフォルトのようです。
そのシャンプーも普段いく店なら5分ぐらいのところ、10分ぐらいされました。
それが終わると、顔剃りです。
案の定、めっちゃ丁寧にやってくれて顔剃りだけで30分ぐらいでした。
(´-`).。oO(顔剃り好きなので、長ければ長いほど嬉しい。
顔剃りが終わり、仕上げに微調整。
夕方に入店したのですが、
日も暮れて外は真っ暗。
かれこれ2時間半経っていましたw
シャンプーの時までは
「これはヤバイ。絶対、超高級店の床屋だ。散髪に7〜8千円コースだ…」
と思っていたのですが、
自分に掛けてくれた時間を考えると
「これ1万円でも安いんじゃないか?」
って思えたんです。
髪を切ってもらうという事は、
イメージと違って「不満」か
イメージ通りの「満足」か
思ったよりも良くて「大満足」の
3つの感想しか存在しないと思っていたんです。
でも髪型の仕上がり うんぬんではなく、丁寧な施術内容で、長い長い時間を自分に掛けてくれたことに「感動」したのです。
「それは管理人が、しょぼい店にしか行った事がないからでは?」
と言われれば、それまでなのですが…笑
まさか、家から近いって理由だけで選んだ床屋で「感動」するなんて思っていなかったです。
まさに、灯台下暗し!
あ。ちなみに、"感動と満足の違い"については、過去に記事を書いているので良かったら読んでください笑
▽その記事はコチラ▽
気になるお値段は?
ベテランの理容師さんを時給2,000円で2時間半 雇ったと考えても5,000円。
散髪屋さんとしての相場から考えると"高い"ですが、これだけ時間をかけて丁寧に施術してくれたのだから
「それぐらいなら払っても良い。このお店の割引券を持っていたとしても、あえて出さずに正規の料金を払います。むしろ、自分の価値観を変えてくれた この床屋に払わせてほしい!!」
おばあちゃんが言った金額は…
3,500円
安い…、いやっ床屋の相場で見ると、ちょい高いかなって感じですが感覚的に「安すぎる」と思いました。
そこでお店の人に
「いやいや、安すぎますよ。5千円だすのでお釣りは結構です。」
と言うのは簡単でしたが、それは野暮と言うか、逆に失礼かもしれないし、そもそも そんな事を言うキャラじゃないので
5,000円札を出して1,500円もらって帰りました。笑
まとめ
結局のところ…
散髪屋に行ったら、思っていた以上のサービスを受けられて感動して値段も安かった。
って話ですw
「なるべく安くて、質の良いサービスを受けたい」としか思っていなかった床屋に
「こんなに良くしてくれたから、その対価を是非とも払いたい。」というマインドになれた事、
「感動を与えてくれて本当に ありがとうございます」って感情を
床屋が与えてくれた事が衝撃的すぎてブログの記事にしました。笑
ではでは。
最新記事 by 管理人 (全て見る)
- 【スクショ】迷惑メールとメールを続けると、どうなるのか?【スクショブログ】(後編) - 2019年7月3日
- 【スクショ】迷惑メールとメールを続けると、どうなるのか?【スクショブログ】(前編) - 2019年7月2日
- 【18禁】【メンズエステ】アジアンビューティーな小姐の中国エステに行ってきた。 - 2019年7月1日